かわさき屋店主の日記

天候不順に想う

こんにちは

雨が多い12月になりそう かわさき屋店主 川崎です。

西高東低の冬型の気圧配置 って言葉、この時期本来であれば、天気予報で日常的に聞くセリフですよね。しかし今冬、あまり天気予報で聞くことができていない気が。今現在の気圧配置も、日本中央にデンッ、と前線+低気圧が居座っている感じ。おかげで、宮崎県、暖冬で雨が多い12月になっています。幸いなことに、乾燥した風は吹いていますので、短期間でカラッと乾く、なかなか質の良い切干大根、できてきています。しかし、所々で雨が降るため、生産者の皆様が効率よく作業すること、なかなかできてない状況でもあります。

農業生産において、『いつもの天気』というのは、非常にありがたい状況です。平均的に晴れて、平均的に日照があり、平均的に風が吹く。これ、まさに理想的な状況です。切干大根の場合、①晴れる ②風が吹く ③寒い この3つが、高品質な切干大根ができる条件になります。今年は、①と③の条件が厳しい。ちなみに、③に関してですが、寒すぎても実はダメ。氷点下も低すぎると、乾燥中の切干大根が凍ってしまい、品質が下がります。ことしは、春先までエルニーニョ現象が発生しているらしく、雨が多い冬になりそうな予感がします。

異常気象が問題になっている昨今ですが、特に農業生産の現場では深刻な影を落としています。野菜の価格、最近は安いですが、ここ数年、大体天候不順や災害による不作で高値が付くことが多いです。切干大根も例外ではなく、7年くらい前と比較すると、販売価格がおおよそ5割程度高騰している現状があります。地球の温暖化、否定されている学者さんもいらっしゃいますが、実際に農作物の価格に反映されているところを見ると、私個人としては無視できないんじゃないかなと感じます。

みんなで環境を守るために活動しよう!!てな感じの、意識高い系行動を皆様にお願いするわけではございません。ただ、皆様の生活に影響を及ぼすレベルで、天候に問題が起こっていること。そして、今後もそういう流れが続きそうなこと。この二つ。頭に入れて生活していくと、何かしらが変わってくるんじゃないかなーと思いつつ、今年も切干大根の仕入れ、頑張ってまいります。

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かわさき屋店主-かわさきゆうき

かわさき屋店主
川﨑勇樹

かわさき屋店主-プロフィール

かわさき屋(株)代表取締役
1979年宮崎県宮崎市佐土原町生まれ。
学生時分から食に興味があり、県外での会社員を経て宮崎の食関連企業に就職。宮崎の魅力ある食材を自分の手で全国に、いずれは海外に紹介していきたいと思うようになり、かわさき屋を立ち上げました。好きなもの/食べ歩き、温泉、芋焼酎・日本酒。趣味/料理と筋トレ。家族構成/妻と息子、娘2人の5人暮らし。