• 他人事ではない

    こんにちは

    花粉が気になる今日この頃 かわさき屋店主 川﨑です。

    今回も非常に来場者が多かったスーパーマーケットトレードショー。弊社かわさき屋も充実した3日間を過ごすことができました。今回5回目の参加となりましたが、ちょっと例年と比べ、異変が…。何か、運送便業者、サービス悪くなってない?

    いや、何となくなんですが、今までは、集荷ブースに荷物もっていったら、すぐに預けることできていたんですよ。もう一つ言えば、4年前くらいまでは、ブースまで荷物取りに来てくれていました。しかし今年は、集荷ブース前に大行列。かわさき屋、片付け一人で大丈夫だろうと思っていたので、一人を先に宮崎に帰らせ、私川崎一人で片づけをしていました。かわさき屋の荷物は、大きな段ボール3つ分。他社さんに協力していただきながら、何とか効率よく荷物を預けることができましたが…。

    と、ここで思ったことが一つ。これ、運送業者のサービスが悪くなったんじゃなくて、過剰サービスが適正に戻っただけなんじゃないの?長引く不況で、過剰にやってもらって当たり前的な空気が、日本にはびこっていたような感じが。それが、人口減少・労働人口の減少、景気の上昇のせいで、過剰なサービスを供給することが困難になってきているんじゃないですかね。特に、運送業界、人手不足深刻っていうニュース流れていますし。その他にも、スーパーマーケットなんかは、年始の営業取りやめとか、コンビニも24時間営業取りやめ検討とか、色々あるみたいですし。労働者側から考えても、もう、ブラックな職場、入らなくてもいっぱい働き口ありますしね。きっちり給料がもらえて、休みもあって、福利厚生も充実。そんな会社に入るに決まってる。価格上昇についてもそう。多分、安価で充実したサービスというのは、今後、日本では期待しちゃいけないんでしょうね。

    そういった状況にあること、雇用者側としても、従業員を抱えている身として肝に銘じなければならないと感じています。これからどんどん上昇するいろんなものに対応できる賃金形態の構築。中小企業としては困難な課題ですが、解決しなければ、多分会社の未来もないのではないかなと。

    今回の運送業者の件、そういった意味で、他人事ではないと感じた次第です。