• 大相撲大阪場所展望

    こんにちは。

    4横綱時代突入 かわさき屋店主 川崎です。

    さて、今週末、初日を迎えます、大相撲大阪場所。川崎的見どころが数点。これを見れば、本場所が3割増しで面白くなる!?

    1. 新横綱稀勢の里と、優勝争い

    何はともあれ、今場所最大の見どころは、稀勢の里の活躍…、なのですが、正直、今場所は活躍できないとみています。昇進場所のジンクスといいますか、大体上がった場所はどの力士も活躍できません。理由は、イベントによる稽古不足。土俵外の様々なイベントで、余り稽古ができず、実力を発揮できないパターンが多く、稀勢の里も例外ではないとみています。今場所の中心は、ズバリ、白鵬。4場所優勝から遠ざかっており、本人、焦りもあるでしょう。その4場所も、休場場所を除けば、一応は二桁勝っています。今場所は、捲土重来が期待できるのではないでしょうか。

    2. 不調の横綱大関陣+1

    先場所休場の横綱日馬富士・鶴竜。角番大関照ノ富士。八勝どまりの豪栄道。大関陥落の琴奨菊。彼ら、みんな今場所正念場です。まず琴奨菊。10勝は無理でしょう。照ノ富士、勝ち越せるかどうか、5分5分ってところじゃないでしょうか。豪栄道も、なんと、全勝優勝した場所含めて、結局大関で二けた勝っているのは、未だ15場所中2場所のみ。いつ陥落してもおかしくないでしょうね。そして横綱二人。特に、けがに苦しむ日馬富士。今年、彼らにとって、進退のかかる一年になるでしょうね。

    3. 期待の新鋭

    上が沈めば、代わりに浮き上がってくる人も。今場所二けた勝てば、来場所大関とりの場所になる高安。ここ4場所で、二けた勝利3回という安定感。負け越した1場所は、大関とりのプレッシャーからだと思っています。間違いなく、いま大関に一番近い力士でしょう。そして後を追うのが正代、御嶽海。彼らも、今年中には大関とりの場所が来るかも。他にも、北勝富士や、貴景勝など、期待の若手が続々。今年一年、上位陣の顔ぶれが大きく変わる一年になるかも。

    以上の点に注目してみると、ちょっと面白くなると思います。大阪場所、皆さん楽しんでまいりましょう!!