• 大相撲3月場所雑感

    こんにちは。

    土俵外のことが話題になっていることが少々悲しいです かわさき屋店主 川﨑です。

    さて、遅くなりましたが、場所後恒例、大相撲の結果についていろいろと論じてみたいと思います。

    1. 鶴竜の優勝

    流石の優勝。一人横綱の面目を保った優勝でしたね。13勝での優勝、非常に素晴らしかったと思います。ただ、鶴竜復活と位置付けるには、ちょっと内容が悪かったかなと感じています。引きや攻め込まれる場面が目立ち、何とか勝ちを拾う相撲が多かった印象があります。1~3番くらいだったらよくあることですが、私が見た感じ、そんな感じの相撲が5番以上あった印象。来場所以降、ちょっと注視したいですね。そして、最後まで優勝争いに絡むことはできませんでしたが、存在感を見せた高安。二場所連続の12勝優勝次点は立派。そろそろ初優勝も見えてくるかな。魁聖も、終盤まで場所を盛り上げてくれました。来場所以降に期待ですね。

    2. 次期大関争い。

    私の中で、横綱大関の総数、5~6人がしっくりくる数だと感じています。現在、横綱実際に出場するのは一人と考えると、横綱大関の総数3名。そう考えると、2~3名は昇進しても良い状況だと考えています。ところが、以前から挙げていた大関候補の若手、今場所全滅。阿武咲は怪我で全休。貴景勝は怪我で途中休場。御嶽海・北勝富士は負け越し。二場所連続二けたの逸ノ城は、今場所は9勝。それに代わって、ベテランの栃ノ心が今場所二桁の10勝。来場所、多分最初で最後の大関とりに臨みます。14-10ときているので、二桁勝てば多分昇進。昇進できればめでたいことですが、個人的には、25歳以下の若手に昇進してほいですね…。

    3. その他力士について

    阿炎、予想より良い成績をあげましたね。入幕から二場所連続二けたは、阿武咲と同じですね。来場所、上位総当たりの場所になるので、どうなるのか楽しみ。突き押し一本なので、引きはしょうがないかと思いますが、変化が少々気になるところ。あと、栃煌山や、嘉風など、以前上で暴れていたベテランの凋落が気になるところ。年齢を考えるとしょうがないかなと思いますが、やはりさみしいですね。そして、多分来場所引退がかかる場所になる稀勢の里。調子が戻ることを期待したいと思いますが、正直難しいと思います。二桁勝てばノルマ達成だと思いますが、果たして…。

    折角起きかけていた地殻変動が収まってきたことが残念。来場所以降、面白いことが起こることを期待したいと思います!!