• 意図せずに嘘をついていた話

    こんにちは

    盛者必衰を実感 かわさき屋店主 川﨑です。

    最近、色々な豆知識に興味を持ってきた、小学校五年生の長男。私も、できる限りの知識を動員して、彼の知識欲を満たそうと対応します。日本の気象に関する話にも興味を持った彼。私はすかさず、営業トークにも用いる知識を披露。『宮崎県は、全国有数の日照時間と降水量がある県なんだよ』。

    はい、これ、嘘でした。

    正確に言えば、ここ10年で、日照時間のランキング、結構変わってきています。

    https://ecitizen.jp/ssds/Indicators/_B02401

    以上のリンクを参考にすると、2005年くらいまでは、確かに宮崎県の日照時間、全国トップクラスです。若干上下するものの、概ねトップ3に入っていました。ところが、2010年と2015年のデータを見ると、なんとどちらも19位。平均よりちょい上くらいまでランキングが落ちています。逆にランキングが上がっているのが、愛知や静岡などの東海地方ですかね。宮城県なんか、1990年には40位だったのが、なんと2015年には7位に上昇。あとは、瀬戸内の県がいくつかランキング変動している感じ。なお宮崎県、2017年では20位にランクイン。宮城県もランキング7位と高いまま。このトレンド、一時的なものではなく、結構固定化されてきているかも。

    https://ecitizen.jp/Ssds/Indicators/_B02402

    なお、こちらは降水量のデータ。降水量は変わらず、宮崎県は全国トップクラス。変化が見られるのは、新潟県と秋田県の降水量がやけに少なくなっているくらいかな。でも、正直日照時間ほどインパクトはないかも。宮崎のランキングがあまり変わらないからかもしれませんが。異常気象やら、天候不順やら、最近ワーワーいうとりますけど、宮崎県、結構ダイレクトに気候変動の影響を受けている模様。

    先日ブログでお知らせしました、切干大根の生産量に関するデータも、ここ10年くらいで劇的に変化しています。以前は2,500~3,500t/年 くらいの生産量だったのが、近年は2,000t/年 程度。この辺の情報のアップデートができていないと、かなり痛い目を見ると実感します。特に自分に関わる分野での情報のアップデートの必要性、感じた件でした。