• こんにちは

    人生山あり谷あり かわさき屋店主 川﨑です。

    非科学的な話ですが、生きていると、波を感じることってありますよね。ちょい前に終わった麻雀漫画、『アカギ』とかでも、波とか流れとか、そんな感じのやつの話がよく出ていた気が。ロジカルに考えるとあり得ない話ではありますが、そこんとこどうなんでしょうね。

    かわさき屋、再来月で8期目が終了いたします。思い返してみると、経営にもかなり波を感じました。飛躍の前には、必ずといっていいほど悪いことが起こっている気が。平穏な年と、波が激しい年、いつでもどちらかな気がします。大体が、悪い波が来た後には良い波が来る。正直、逆はあまり経験したことないです。流れが悪いときって、何をやっても空回り。そればかりか、次から次へと起こる問題。そして、何とかしようと立ち回るけれど、裏目に出て泥沼に嵌っていく。そんなループの繰り返し。もがいてもがいて、そうこうしているうちに、ふとしたきっかけで事態が好転する瞬間が訪れる。その時はそれって気づかないんですよ、でも、後々振り返ると、あぁ、あれがターニングポイントだったなって認識する。きっと、流れが悪いからって、じっと嵐が去るのを待っていたら、その後の飛躍のきっかけも掴めないんじゃないかな。色々試しながら、成果が出る方法を探っていく。その中でとった方策が、たまたま当たって苦境を脱出みたいな。しかも、以前同じことやって上手くいかなかったことが、なぜかこの時だけうまくいってみたりなんかしたり。もしかすると、これが成長ってことなのかなと。

    あれやこれや試して失敗していくと積みあがる『これをやったらダメなんだ』というスキル。ダメだった経験を踏まえて色々なチャレンジを試行していく。そうすることによって、ある一点でちょっとしたブレイクスルーが知らぬ間に起こり、一気に色々な事態が好転していく。そのうち、その実力で行き詰るポイントまで仕事が舞い込んできて、ある日を境にまた壁ができる。そんな感じの繰り返しかもと、記事書きながら思ってみたり。

    もしかすると、思いっきり悪いことが起こる = 悪いことではないのかも。もし、悪いことが起こるということが飛躍のきっかけになるのであれば、その事象を歓迎して、乗り越えた後の成長を想いながら、ちょっと楽しむくらいのメンタルで臨むと、経営に対するスタンスも、幾分か前向きになるのかもしれません。まぁ、そんな感じにメンタル調整ができれば苦労はないんですけどね。

    とりあえずは、大きな飛躍を迎えられるよう、常々努力をしていきたいなと感じる今日この頃でございます。