• 11月 大根の生育状況の報告

    こんにちは

    一気に冬になった感があります かわさき屋店主 川﨑です。

    さて、切干大根の本格的なシーズンまで一か月を切りました。前回、作柄報告の記事で、コメント欄でお叱りの言葉をいただきました。弊社ブログでの作柄ご報告は、現時点での、生産者からの聞き取りならびに圃場観察からくる現状調査です。地域に関しましては、主に東諸県地域になります。ですので、県全域にわたる状況については、正確に把握できていません。また、あくまで予測ですので、実際の状況とは異なる場合もございます。

    読者各位におかれましては、誤解を招く表現をしてしまいましたこと、深くお詫び申し上げます。

    さて、大根の現状ですが、正直、やや不作ではないかと感じています。早植えの大根に関しましては、作柄は平年並みではないかと思います。ただ、9月の台風以降に播種されたものに関しては、長雨による日照不足で、ちょっと大きくなり切らないかなーと。大根の生育に関しては、苗が小さい時の天気が非常に重要とのこと。今季、10月にあった長雨が、もろに生育に影響した感じになっています。10月の時点で、苗の定着が良かったもので期待したのですが…。

    それに加えて、生産面積の減少という、非常に難しい問題があります。以前から、かわさき屋でも問題提起しております通り、生産者の高齢化による耕作面積の現象は、ここ5年で一気に進んできています。切干大根のみではなく、今後、すべての農作物において、この辺の問題は顕著になってくるのではないでしょうか。

    12月・1月の天気は平年並みとでていますので、乾燥させる時期は問題ないと思います。天気予報に裏切られなければですけれど。天候は、私の努力ではどうにもならないので、天に祈るのみです。

    天気が今後良くなることを期待しつつ、これからのシーズン、乗り切っていきたいと思います!!