商品のこと
  • 冬スタート

    こんにちは

    コートをタンスから引っ張り出しました かわさき屋店主 川﨑です。

    今年も切干大根の季節、始まりました。若干暖かめの冬っぽく、まだ生産本格化は遠いかなーと感じています。今年の切干大根、どのような状況になりそうか、現地の人間が感じている状況をご報告させいていただきます。なお、あくまで私の主観での意見になりますので、現実といくらかズレが出てくる可能性がございます。その点はご了承いただければ幸いです。

    さて、切干大根の生産において、豊作・不作に、大きくかかわってくる要素が二つあります。一つは大根の生育状況。そしてもう一つは、乾燥時期の天気。前者に関しては、地域差があり、はっきりしたことは申し上げられませんが、北部地域は、若干、台風の影響があり普通程度。そのほかの地域は概ね豊作というふうに認識しています。

    そして、乾燥時期の天気。今年の12月、昨年並みによろしくないですね。何より温度が高い。そして、風が吹かない。やはり、冷たく乾いた風が吹かないと、切干大根の品質もあがっていきません。天気予報では、本日から一週間雨。その後、大分冷えてくるみたいなんで、年末の追い込み時期に期待したいです。

    来年一年間も、皆様に喜んでいただける切干大根をお届けできるよう、従業員一同、頑張ってまいります。

     


    新商品(ラスク)開発中です

    こんにちは

    台風の進路が心配 かわさき屋店主 川﨑です。

    日本近海で915hPaの超強力台風。どうやら、関東で凄まじくヤバみを感じます。千葉の復興も終わっていないのに、前回の台風よりも強力 + 大型な奴襲来な予感。なんともないということは決してないような感じがしますので、関東近辺もしくは東北の方々は、是非とも万全の態勢を整えていただきたいと思います。

    さて標記の件。現在かわさき屋、宮崎市は新名爪のパン屋『リビエール』様と共同で商品開発を行っております。コンセプトは、『地元素材にこだわった おつまみにちょうどいいラスク』というもの。名称やフレーバーも徐々に固まってきており、2月の商品化に向け、商品開発および生産ラインの構築を順調に進めています。とりあえずの目標としては、試作品の段階ではありますが、来月福岡市にて開催されるFOOD STYLE 2019 in Fukuoka にてご紹介させていただければと考えています。

    かわさき屋、現在、切干大根中心に事業を構築しています。その取り組みを継続しつつ、新しいジャンルへ挑戦している最中です。地域商社を標榜しようとしているかわさき屋。まだ正式に決定してはいませんが、事業コンセプトを、『生産者の夢をかなえるお手伝い』にしていきたいと考えています。全国に商品を売り出したい。でも、営業に行けない。販路がない。商品デザインの仕方がわからない。そんな生産者のお手伝いをやっていける会社を目指しています。今回は、リビエール様の夢をかなえるお手伝い。

    ちなみに、この『リビエール』ってパン屋、個人的に所縁の深いお店。私の母校、宮崎県立宮崎北高校に、お昼ご飯のパンを売りに来ていたお店。そして、そのお店の二代目が、私の高校・大学の同級生。というわけで、開発にも力が入るってもんです。

    新宿の物産館『konne』に売りに行ったり、展示会に出展したりと、精力的に活動してまいります。かわさき屋の商品開発、温かい目で見守ってください!!


    今年の切干大根はどうでしょうか

    こんにちは

    …夏? かわさき屋店主 川﨑です。

    もう10月だというのに、暑い日が続きますね。幸い、台風18号、九州にぶつかることはなさそうです。一部地域では、大雨による災害も注意喚起されていますが、関係する地域の皆様は、くれぐれも安全第一で行動していただきたいです。

    今年の切干大根、すでに9月から植え付けが始まっています。比較的順調に植え付けが進んでいましたが、9月中旬に、宮崎でも大きな被害を被った、台風17号が上陸しました。植え付けたばかりの大根、何がヤバいかって、強い雨に打たれると非常にまずいんです。ここ3年くらい、9月と10月に強い台風が来て、大根も結構なダメージを受けました。というわけで、今年の大根も心配だったのですが、弊社が主に取引する地域に関しましては、概ね問題なさそうでした(ただし、宮崎市清武町や、児湯地域など、情報をとっていないところもあります)。

    ここから中止すべきは日照時間。最近雨が多いのでちょっと心配ですが、明日からは晴れ間が続きそう。例年よりも気温も高めですし、大根の生育には非常に良さそうな天気。こと、宮崎の大根に限った話だと、今年は非常に出来が良い可能性もあります。もう一つ切干大根の出来を考察するときに考えるべきは、乾燥させるときの天気。12月から3月の天気が、切干大根の品質に大きくかかわってまいります。流石にここまで先のこと、予測するのは非常に困難ですが…。ただ、エルニーニョ現象が終了したというニュース、今年の梅雨時期くらいに流れていましたね。エルニーニョ現象が起こっている年の冬、概ね雨が多い暖冬です。今年の冬は、1月こそ天気よかったですが気温は高かった。2月なんかは雨が多く、切干大根ほとんどできなかった記憶が。一般的な傾向として、こういった事象は起こりにくいんじゃないかなと私は踏んでいますが、さすがにこれは冬を迎えてみないと分からない。

    生産者の皆様も、冬に向かって準備を着々と進めていってくださっています。かわさき屋も、質の良い切干大根を、全国の皆様にお届けできるよう、精いっぱい頑張ってまいりたいと思います。どうぞ皆様、今年の冬も楽しみにお待ちください!!


    大根生育状況に関するご報告

    こんにちは

    台風がひどかった かわさき屋店主 川崎です。

    全国で猛威を振るいました台風24号・25号。宮崎県でも被害がでました。かわさき屋自体はそこまで被害なかったんですが、従業員の中にも、台風が去った2日後まで家が停電だったり、家の瓦に被害が出たりといった話が上がってきました。また、綾町内でも、竜巻が発生してビニールハウスがつぶれたり、収穫前の稲が倒れたりと、かなりの被害が出ました。宮崎を見ていると、農業被害が非常に大きい印象です。被害にあわれた方に、心からのお見舞いを申し上げます。

    当然のごとく、切干大根用の大根も大きな被害が出ているような感じがします。9月上旬から種植が始まり、いい感じに育ってきていたのですが…。ざっと見た感じ、上旬に植えたものは8割は生き残っている。中旬以降は全滅で蒔き直しが必要になりそう。って印象です。昨年と比較すると、昨年は9月と10月に大きい台風が来ており、どちらもかなり被害が出ました。それと比較すると、同等か昨年よりもましって感じで考えています。

    しかし、今から蒔き直しとなると、大根がきちんと大きくなってくれるかが不安です。今年は秋の気温は高めの予報になっているので、比較的大きくなりやすいとは思いますが、こればっかりはお天道様次第。11月までは温かく、12月からは寒くなってくれることを祈るのみです。

    今期も良質な切干大根が取れることを祈りたいと思います。


    大根生育状況の報告

    こんにちは。

    天気予報が日々気になります かわさき屋店主 川﨑です。

    さて、大根の種まきもひと段落。これから、大根がすくすくと育ってくれる時期になってまいりました。過去3年間、不作が続き、年々価格が上昇している切干大根。今季こそは順調にいってほしいものですね。

    私個人のFBで、昨年の今日の大根画像が出てまいりました。ということで、軽くドライブついでの大根の生育判断を。昨年対比でどんなもんか、個人的な見方で判断したのが下記の通り。

    9月上旬植え付け

    昨年 台風でほぼ全滅 残ったのは5~6割程度  今年 パーフェクト!!

    9月下旬植え付け(台風後)

    昨年 一応順調 今年 一応順調

    10月植え付け

    昨年 順調 今年 順調

    結果

    昨年 10月の日照不足が祟り、壊滅的な大根の作柄。9月植え付けで生き残ったやつも、圃場にほとんど残っていないため、平年の6~7割程度の作柄に。

    9月上旬植え付けの大根に関しては問題ないとは思うんですが、下旬から10月植え付けの大根に関しては、これからの天気が非常に重要。明日までは晴天が続くものの、残念ながら、明後日から一週間は曇天が続く模様。天気予報の確度が低いので、晴れる可能性もあるとは思うんですが…。こればっかりは、人の力でどうにもなりませんもんね。

    これからの生育に期待しつつ、また機会があればご報告いたします!!