プライベート
  • 供給側と需要側のミスマッチについて

    今日のエントリーはちと愚痴っぽくなってしまいますが。

    当社は、切干大根を卸さんを通じてスーパーに販売していますが、当社のお客様がおっしゃることは、皆様一様に『おたくの切干は白い?』です。なぜか。消費者の皆様が、白い切干大根をお求めになるからです。 切干大根の色は、天候に大きく左右されます。1日雨を挟んでしまうと、少し茶色がかかってしまします。じゃあ、味が落ちるかといえば、そんなことは全くありません。上手な農家さんの茶色い切干と、下手な農家さんの白い切干であれば、断然前者の切干が尾石です。じゃあ、売れるのはどちらか。断然後者の切干大根です。

    これから書くお話は、農家さんから聞いた話なので、実話かどうかわかりませんが。

    生産者直売所での落とし穴は、、きれいで安い野菜だそうです。こういうものは、趣味半分で作っている生産者が、本来その作物に使用してはいけない農薬などを大量に散布して作っている場合があるからだそうです(もちろんすべての農家さんがそうではありません)。そういう野菜は、直売所で飛ぶように売れるそうです。だから、その農家さんは、直売所ではあえて形が悪いもの、色が悪いものを選ぶそうです。そういうのは、商売でやっている農家さんが、生産段階ででたB品を置いている場合が多いからだそうです。

    当然、供給側としては、白くておいしい切干大根を提供する義務があります。ただし、そういう商品だけ販売していると、生産者にしわ寄せがきてしまいます。もう少し、食べ物の見てくれに関して寛容な世の中になればいいのになー。


    川崎的芋焼酎論

    こんにちは

    お酒大好き かわさき屋店主 川崎です。

    焼酎王国宮崎に生まれ育って、日本酒王国広島新潟で過ごし、焼酎関連の仕事もこなしてきましたわたくし川崎、日本酒・焼酎には目がありません。何種類も飲み比べして、好きな銘柄も何種類かあります。そこで私が感じたのは、さすが焼酎大国宮崎、多種多様な焼酎があり、用途に応じていろいろな楽しみ方ができます。

    ところが宮崎の方々、決まった銘柄しか飲まない方が多い気がします。特に多いのが、成人して黒霧島飲みはじめ、ずっとそれだけしか飲んでない人(霧島酒造関係者の方、いらっしゃったらすみません)。もったいない、実にもったいない。

    夏は黒霧島ロック・冬は黒霧島お湯割り…。みたいな飲み方も、悪くはないのですが、例えばお湯割りは普通の霧島のほうがおいしいと、暗に霧島酒造も言っています。それに、すっきり飲みやすい焼酎が良いのであれば、正春酒造の逢染や、井上酒造の飫肥杉、神楽酒造の天孫降臨など。ロックで飲む白麹焼酎だったら、松露や冨乃露酒造の日向あくがれ、お湯割りだったら明石酒造の明月や黒木本店のたちばながいいですね。ちょっと贅沢したいときなんかは、雲海酒造の日向木挽古秘や黒木本店の喜六、ラベルがかわいく独特な味わいの尾鈴山蒸留所山ねこ…、などなど、芋焼酎一つとっても、宮崎の焼酎は魅力満載です。

    宮崎の皆様はもちろんのこと、県外の皆様も、宮崎の焼酎を楽しんでください!!

    ちなみに私は、今時期は明月25度を5:5でお湯割りがライフワークです。是非お試しあれ!!


    勉強は大事です

    こんにちは

    日々勉強 かわさき屋店主 川崎です。

    先週の木曜日の話ですが、お世話になってます籾木工業の籾木専務にご紹介をうけ、中小企業同友会のセミナーにお邪魔しました。講師は三重県宮崎本店の社長、宮崎様でした。(崎の字は大ではなく立 環境依存文字ばので便宜上使用します。ご容赦ください。)宮崎本店のHPはこちら → http://www.miyanoyuki.co.jp/

    講和の内容は、会社としてのありようから、宮崎本店のマーケティング理論と実践、社長としての姿勢や他社連携など、経営歴の浅い私には非常に勉強になる内容でした。特に、ジャンルは違えど同じ『食品』というカテゴリーの商品を扱う共通点があり、わが身に当てはめて物事を考える良い機会になりました。

    また、セミナー後の懇親会では宮崎本店の日本酒『宮の雪』が出てきました。普段は焼酎お湯割がメインの川崎、辛口のおいしいお酒に大満足でした。皆様も是非お試しあれ。

    これから、いろいろな商品をお客様に届けたいと考えていますが、商品を作る際は、しっかりとお客様を見据えた商品開発、そして製造を心掛けたいと感じました。

    良い講和をしていただいた宮崎社長、そしてご紹介していただいた籾木専務に感謝です!!


    人類最後の日

    こんにちは

    最後の日は、ゆっくり家族と酒でものみたいです かわさき屋店主 川崎です。

    どうやら、今日で人類は滅びるようです。マヤ歴がどうのこうのゆうとりましたが、いつの時代も終末論は流行るもんですね。

    私の学生時分は、ノストラダムスの大予言でした。1999年7月。私は大学2年生でした。何かあるかなとわくわくしていましたが、結局何もなく…。夏休みも終わり、9月になって久々に大学に行くと、愚痴を話している同級生が。耳を傾けてみると、どうやら、とんでもないことを話しているようでした。

    要約すると、『ノストラダムスの予言を信じていたから、特に単位も取らずに遊びまわっていた。人類が滅びなかった今、俺はどうすればよいのか!!』…、なんというか、私の中で強い印象が残った出来事でした。

    というわけで、今日の人生最後のお昼ご飯は、国富町森永の食事処たんたんのチキン南蛮定食。くどくなくてとてもおいしくいただきました。私のお気に入りのお店です。皆様も是非召し上がってください。


    昭和の娯楽

    こんにちは

    おうち趣味ばかりのインドア派 かわさき屋店主 川崎です。

    私が好きなものは、昭和臭が漂うものが多いです。相撲や野球観戦などなど。そのほかにも、父に習った将棋は、携帯アプリを使って時間つぶしをしたり、詰将棋をしたりと、私の日々の時間つぶしにかなり役に立っています。

    また、父は週刊文春を昔から読んでいるのですが、私が小さいころに、永世棋聖 米長先生のコラムが載っていました。私が初めて知った棋士は、米長先生でした。米長先生は、奇行や名言、迷言で有名ですが、私が好きな米長先生の言葉に、

    自分にとって関係ない試合でも、相手にとって非常に重要な勝負の場合がある。そういう時こそ、自分の力を出しきらなければいけない。

    というものがあります。米長先生の、良い意味での意地汚さ、勝負師としての強さが、この一言に出ていると思います。

    先日、69歳で亡くなったとのこと。ご冥福をお祈りします。合掌。