• 大相撲名古屋場所雑感

    こんにちは

    宮崎も、ようやく夏本番って感じの気温です かわさき屋店主 川﨑です。

    盛夏の場所、名古屋場所が昨日終わりました。結果から思うことをいろいろ論じてみたいと思います。

    1. 横綱陣

    なんだかんだで安定の優勝。一場所4敗しただけで衰えを指摘されるのもさすがの大横綱って感じです。少なくとも来年、照ノ富士が完成するまでは白鵬の時代が続くと思っています。40回の優勝は間違いないと思いますが、本当に50回しちゃうんじゃないかと思わせるのがこの横綱の凄さですね。鶴竜も予想外といっては失礼ですが頑張ったと思います。通常、長い休みを挟むと、勝負勘が衰えてイマイチな相撲になるんですが、この横綱にかんしては長い休みがよいほうに転んだみたいですね。優勝は無理だとしても、今年いっぱいくらいは引っ掻き回す役割を担ってほしいところです。

    2. 大関陣

    和製大関について、まずは稀勢の里。絶対二桁勝つマンは健在といったところ。鶴竜を倒したり、見せ場は作ってそれなりに大関としての役割は果たしたんではないでしょうか。対する豪栄道と琴奨菊、大関失格。照ノ富士ですが、今場所11勝。優勝争いを沸かせたことですし、大関の役割は十分果たしました。大関1場所目としては満点じゃないでしょうか。ただ、千秋楽の琴奨菊戦、あれはいただけない。実力からみても勝たないといけない相手のはず。世代交代の意味も込めて、照ノ富士に引導を渡してほしかった。最近の琴奨菊、少し成績がみっともなさすぎる。人情相撲とかいうのを風情だという人もいますが、勝ち越しがやっとの力士を大関に据えておくのは、かなり問題があると私は思います。

    3.その他

    栃煌山頑張りましたねー。途中まででしたが、優勝の期待もできるような成績を残してくれたのは、素直にうれしいです。万年大関候補といわれて久しいですが、このくらいの位置でたまに発奮するくらいのほうが、気楽で良いかもしれませんね。遠藤も頑張りました。ひざのけがでもうだめかと正直思っていましたが、いい具合に回復している模様。来場所は三役以上と当たる位置に行くでしょうから、万全な状態で臨んでほしいものです。

    秋場所を楽しみにしながら、今場所はこれにてドロン!!