2017年05月08日
こんにちは。
暦の上ではもう夏ですね かわさき屋店主 川崎です。
さて、14日日曜日から開催される大相撲夏場所、見どころがいろいろありますが、注目点をいくつか。
1. 田子の浦勢の動向
田子の浦部屋といえば、横綱稀勢の里 関脇高安と、今場所注目の力士がそろっております。中でも、関脇高安、今場所大関とりがかかっている、今場所の中心力士といっても過言ではありません。さて、高安が大関に昇進する可能性は如何ほどか。私は、かなり高いとみています。3場所前は7勝で負け越しとはいえ、直近5場所、すべて三役で二桁勝利4回と、今、稀勢の里に次ぐ安定感がある力士ではないでしょうか。そして稀勢の里。けがの影響が気になりますね。体重が増えたという朗報と、右を使う相撲を試行錯誤しているという悲報。判断に迷いますね。
2. 優勝争い。
悪い意味で難しいです。誰も優勝できそうにない。稀勢の里はけがの影響が心配ですし、モンゴル三横綱も衰えが見られます。照ノ富士は膝が心配ですし、高安は実力不足。そういった中で、私の予想は、
本命 白鵬 対抗 高安 注目 稀勢の里 照ノ富士
あたりですかね。事前の情報だと、稽古総見の白鵬、なかなか調子よさそう。最近圧倒できていな立ち合いを試行錯誤している模様。立ち合いがうまくいけば乗れるような気が。高安。張ってよし、組んでよしの、意外と技巧派の力士。万能型だけに、どこまで最近調子のよい突き押しにこだわれるかが分かれ目になるかなと。そして注目の二人は、けがの具合が良ければ優勝争いの中心に、悪ければお話にもならないレベルにという、丁半博打みたいな感じになると予測。
3. そのほか注目力士
先場所三役獲得の貴景勝、新入幕の阿武咲に注目。貴景勝は、幕内下位では結果を出せましたが、中位で結果を出せるか。阿武咲は、場所前の、高安との三番稽古で、ほぼ互角のけいこができたとの情報が。高安が手を抜いていなかったのであれば、幕内下位で、十分に結果を残せる実力はありそうです。そのほか、日馬富士、鶴竜は、あまりにアレだったら引退の声もかかりかねませんし、豪栄道は今場所もカド番と、上位に悪い意味で注目を浴びる力士もいます。また、十両には、187㎝ 150㎏と、期待の若手大型力士の貴源治が新十両に。四つ身もとれる若手は最近貴重なので、注目していきたいと思います。
他にも、先場所大負けした正代の実力はいかほどか。御嶽海は大関の器たりえるかなど、注目点はたくさん。皆様、この記事を読んで、今場所も楽しんでください!!