2015年05月26日
こんにちは
夏風邪に苦しむかわさき屋店主 川崎です。
大相撲夏場所も終了したことですし、今場所の所感を。
今場所は、白鵬・照ノ富士二人の場所でしたが、いろいろと節目となる場所になりましたね。まず照ノ富士。まず12勝という星勘定は、素直に素晴らしかったと思います。場所前、11勝すれば御の字と思っていましたので、それを上回る星勘定は立派の一言。それに加えて優勝のおまけつきですが、12勝の優勝は正直価値は低いですね。ただ、先場所の活躍がフロックではないことを証明した照ノ富士、来場所以降、白鵬と共に大相撲界の中心になることは間違いないと思います。対して白鵬。初日逸ノ城戦落としたのは、単なるミスだと思います。ただ、詰めの甘さで落とした2大関戦、千秋楽の日馬富士戦、白鵬らしくない部分がでてしまったことは少し驚きでした。ただ、これをもって白鵬が衰えたとは言えないと思います。過去の大横綱の成績をみても、10勝きることだってたまにありました。11勝を1回しただけで衰えを指摘されるところが白鵬のすさまじさを物語っている気がします。ただ、若い照ノ富士の台頭で、白鵬一強時代は終わったといえるとは思います。しかし、同じく将来を嘱望される逸ノ城、とりあえず勝ち越しを決めたものの、何とかしないと稀勢の里2世になってしまう恐れもあるんじゃないかという懸念も出てきます。
来場所以降、照ノ富士の躍進に注目したいなーと思いつつ、楽しみに待ちたいと思います。