• 大相撲春場所が明日開幕

    こんにちは

    また熱い15日間がはじまります かわさき屋店主 川崎です。

    明日から大相撲春場所開幕。稀勢の里ファンとしては、楽しみだけどストレスがたまる15日間の開幕です。それはさておき、今場所の展望を私の方から少々。

    1.優勝争い

    白鵬が筆頭で間違いないのですが、近年にないくらい混沌とした優勝争いになると予想します。絶対的な強さで先場所も全勝優勝を果たし、史上最多の33回の優勝を果たした横綱。しかし、オフ期間中に態度について非常に問題視された報道がなされました。それがメンタル面にどう影響するのか。そうなると、いつもの場所だと筆頭に躍り出るのが日馬富士なのですが、彼も衰えが見え始めています。先場所、動きが非常によく久々の優勝が期待されましたが、ところどころの取りこぼしが響き結局11勝。鶴竜は問題外ですし。稀勢の里は近年にないくらいの仕上がりを見せていると報道にありましたが、苦手の碧山や新進気鋭のモンゴル勢を圧倒できるかといえば、あまりそんなビジョンは湧きませんし。上位総当たりがなくかつ上位に勝てる力を持つ栃ノ心・遠藤あたりが台風の目になればおもしろいことになるかも。

    2.次世代の台頭

    新関脇照ノ富士 平幕に落ちた逸ノ城がどんな成績を残すか。次の横綱候補と名高い二人のモンゴル人力士の活躍は、今年は間違いなく期待できるのではないかとおもいます。照ノ富士は今場所こそ二ケタ勝って大関とりの足掛かりにするのか。逸ノ城は右差しできない場合の弱点を克服し、捲土重来を期待できるのか。また、後塵を拝した感のある遠藤の巻き返しはなるのか。この三人は注目だと思います。

    3.さらに次の世代。

    幕内にはあまり見られませんが、実は十両、期待の日本人若手力士が結構います。195㎝155㎏と、恵まれた体躯を駆使した大きい相撲を取る輝。高校中退で順調に出世し、負け越し知らずで十両まで上がってきた18歳阿武咲の二人が特に注目です。他にも宮崎県出身の琴恵光や、小さい体ながら激しい相撲を取る、寺尾二世との呼び声高い阿炎等、これからの力士が目白押しです。

    意外と見どころの多い今場所、稀勢の里の初優勝を期待せずに期待しながら、15日間を過ごしたいと思います。