• 平成27年大相撲夏場所展望

    こんにちは

    5月の第二週日曜日といえば…、大相撲の初日ですね かわさき屋店主川崎です。

    いつものごとく夏場所の見どころをいくつか挙げてみたいと思います。

    1.照ノ富士

    今場所一番の注目は、照ノ富士の大関昇進でしょう。基準はかなり厳しく、13勝以上がノルマとなっているようです。先々場所は9勝、先場所13勝だったことを考えると、11勝でもいいような気がするのですが…。私個人としては、正直今場所の13勝は厳しいと思います。それまでの実績を考えると、先場所は出来過ぎだった感は否めません。11勝すれば満点。来場所への大関とり持越しで今年中に昇進が現実的なラインじゃないでしょうか。ただ、今場所で大関昇進昇進決めることができるようであれば、一気に横綱、そして白鵬に代わり角界の頂点に立つことになるでしょうね。

    2.優勝争い

    照ノ富士次第だと思います。現状、優勝の可能性がある力士、白鵬以外に見当たりません。先場所で確信したのですが、日馬富士・稀勢の里にもう優勝は無理です。それ以外の大関は問題外。照ノ富士の先場所の活躍がフロックでなければ白鵬との一騎打ち。そうでなければ白鵬の独走。もしかすると逸ノ城が開眼、優勝争いに…、というシナリオも考えられますが、現実的ではないでしょう。

    3.その他

    今場所は何を語ればよいのか…。あえて言うなら、上位総当たりの位置まで昇進した大砂嵐、どこまで上位に対抗できるか。過去最高位の前頭三枚目の時は、鶴竜・日馬富士を破り、2つの金星獲得という快挙を成し遂げました(負け越しましたが)。前回と比べると周りに研究されていますが、相撲も覚えてきています。とりあえず勝ち越し目標に頑張ってほしいです。それ以外の力士だと…。やはり将来を期待して、十両の輝、阿武咲あたりに注目したいと思います。

    以上、なんだかんだで再び白鵬の独壇場になりそうな角界ですが、母の日で親孝行することを忘れずに、今場所を楽しみたいと思います。