店主の日記
  • 近頃の若者との交流で感じたこと

    こんにちは。

    学生時代はもう20年前 かわさき屋店主 川﨑です。

    先日、宮崎県に所縁のある学生と社会人との交流会が開催され、私川崎も参加させていただきました。1979年生まれの前厄。20年前に大学一年生だった私川崎。私が学生生活を謳歌していたころに生まれた方々との交流会と考えると、なんだか心がざわつきます。あぁ、僕ももういい感じでおっさんなんだな…。学生時代は、人の縁にも恵まれ、非常に充実した4年間を過ごしました。サークルの立ち上げに関わらせてもらったり、素敵な大人と交流させてもらったり、一生ものの友人と出会ったり。ちなみに、妻と出会ったのも学生時代。

    そんな青春時代も遠い昔。今どきの若者、何を考えているかよくわからない。だって、あんまり若者と交流することないんだもの。というわけで、話をいただいたとき、二つ返事で参加を決断。

    いざ話をしてみると、今どきの若者、なんだこいつらって感じの子が多い。おい、お前ら、なんでそんなにアクティブなんだ!?

    今回の企画も、学生も中心になって企画されたものみたいです。多分、企画が立ち上がったのが昨年末。開催されたのが先日1月5日。2週間程度の期間で、約100人規模のイベントになっていました。いやー、僕がこれやったところで、絶対にこの人数、集客ムリ。今どきの若者のエネルギーというか、行動力にいきなり圧倒されました。また、個別に、今の活動や、将来の展望なんかも聞くことができました。いや、すごい、本当に。会社や社会人を巻き込んでのNPO的な活動をしている方や、もう春から起業を予定している方、海外で活躍する将来を描かれている方など様々。私の学生の頃は、突出した個人が起業というのはいた気がしますが、ここまで具体的に企業を考えている学生が多いことに驚き。企業に対するハードルが下がったのか、それとも教育の賜物なのか…。そういえば、野球の大谷選手とか、卓球の張本選手とか、将棋の藤井7段とか、漫画にも出てこないような実績の若者、増えてますよね。あれ、やっぱり、今の若者、レベルが底上げされてんじゃないの?

    FBで先日書きましたが、きっと彼らの中でも多くの方々が、2020年代に力を蓄え、2030年代に地域を引っ張っていくプレイヤーになっていくんだろうなと感じました。そういった中で、私はどういうポジションであるべきか。やはり、彼らが活躍するための土台を、私の故郷、宮崎で作ることが、私の成すべき、そしてやりたい役割なんだろうなと感じています。彼らが力を蓄える場として選ばれる会社になりたい。そういった会社を増やしたい。活躍する彼らの手助けができるだけの経験、能力を身につけたい。そうして、もっと今よりも宮崎県を盛り上げていきたい。それで、私の子供たちの世代へ、素晴らしい宮崎のバトンを繋いでいけたら、それは自分が起業した意義が十分にあると、胸を張って言えるようになるんじゃないかなーと思います。

    若い力に対して、踏み台でも壁でもベンチマークでも何でもいい。何かしら、彼らの役に立っていきたいなと感じました。


    平成30年も終わりですね

    こんにちは。

    かわさき屋、今年最後の営業日 かわさき屋店主 川﨑です。

    毎年恒例、今年の漢字、『災』でしたね。今年もよいこと悪いこと、色々ありましたが、かわさき屋にも『災』、色々ありました。結構大きなミスが起こり、取引先様にご迷惑をおかけしてしまいました。他にも社内での人的トラブルが起こったり、社員が数名一気に抜けたり。かわさき屋も今年9月で7期目に突入いたしました。多分、私川﨑、経営に慣れてきたと、どこかしら慢心があったのではと感じています。今一度、会社を見つめなおし、初心に帰って立て直しを図りたいと感じています。

    しかしながら、悪いことばかりではありませんでした。新しいお客様との取引が始まったことは、やはり何年たってもうれしいことです。また、人が抜けましたが、新しい人も入ってくれました。この採用難のご時世、私共かわさき屋を選んでくれる人がいるということ、本当に感謝でございます。5期目までで何とかイメージに近い経営ができるようになってきたと感じていましたが、6期目でそれが数字になって見えてきました。しかし、1年だけ結果を残すのはマグレでできることかもしれません。個人的には、3年続けて結果を残してこそ本物だと考えています。慢心せず、7期目、8期目、きちっと結果を残し、安定した経営をやっていきたいと思います。

    今期の切干大根も、台風などの影響で厳しい予想が立っています。私の認識する限りでは、5年連続で厳しい年が続いています。原料相場も、6年前と比較すると、凡そ二倍以上に高騰しています。切干大根生産者も目に見えて減少しており、先行きが非常に厳しいことが予想されています。そういった状況をきっちり認識しながらも、しっかり前を向き、お客様の利益となるような、地域の利益となるような、従業員の利益となるような経営を実践していきたいと考えています。初心を思い出しながら、しっかり足元を見つめ、歩んでいきたいです。

    平成30年、お客様各位、取引先様各位、そして、かわさき屋を、川崎勇樹を応援してくださった皆様、本当にお世話になりました。

    来年は平成最後の年。そして、新しい年号の年。かわさき屋一同、より飛躍できるよう、頑張ってまいります。

    皆様、今後ともご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

    よいお年をお迎えください!!


    天候不順に想う

    こんにちは

    雨が多い12月になりそう かわさき屋店主 川崎です。

    西高東低の冬型の気圧配置 って言葉、この時期本来であれば、天気予報で日常的に聞くセリフですよね。しかし今冬、あまり天気予報で聞くことができていない気が。今現在の気圧配置も、日本中央にデンッ、と前線+低気圧が居座っている感じ。おかげで、宮崎県、暖冬で雨が多い12月になっています。幸いなことに、乾燥した風は吹いていますので、短期間でカラッと乾く、なかなか質の良い切干大根、できてきています。しかし、所々で雨が降るため、生産者の皆様が効率よく作業すること、なかなかできてない状況でもあります。

    農業生産において、『いつもの天気』というのは、非常にありがたい状況です。平均的に晴れて、平均的に日照があり、平均的に風が吹く。これ、まさに理想的な状況です。切干大根の場合、①晴れる ②風が吹く ③寒い この3つが、高品質な切干大根ができる条件になります。今年は、①と③の条件が厳しい。ちなみに、③に関してですが、寒すぎても実はダメ。氷点下も低すぎると、乾燥中の切干大根が凍ってしまい、品質が下がります。ことしは、春先までエルニーニョ現象が発生しているらしく、雨が多い冬になりそうな予感がします。

    異常気象が問題になっている昨今ですが、特に農業生産の現場では深刻な影を落としています。野菜の価格、最近は安いですが、ここ数年、大体天候不順や災害による不作で高値が付くことが多いです。切干大根も例外ではなく、7年くらい前と比較すると、販売価格がおおよそ5割程度高騰している現状があります。地球の温暖化、否定されている学者さんもいらっしゃいますが、実際に農作物の価格に反映されているところを見ると、私個人としては無視できないんじゃないかなと感じます。

    みんなで環境を守るために活動しよう!!てな感じの、意識高い系行動を皆様にお願いするわけではございません。ただ、皆様の生活に影響を及ぼすレベルで、天候に問題が起こっていること。そして、今後もそういう流れが続きそうなこと。この二つ。頭に入れて生活していくと、何かしらが変わってくるんじゃないかなーと思いつつ、今年も切干大根の仕入れ、頑張ってまいります。


    今回の求人募集に当たり、川崎が何を考えているかをまとめるための記事  パート2

    こんにちは

    もうすぐ切干大根の季節が始まります かわさき屋店主 川崎です。

    かわさき屋、今回、改めて求人出させていただきました。営業+仕入れということで、逆ベクトルの仕事っぽいですが、生産者の皆様と接することで、営業に深みが出てくると考えています。やはり、生産状況って、お客様から聞かれることですし。そして、生産者の皆様と接していると、自然と切干大根に詳しくなりますので、営業もやりやすくなるかと思います。仕入れのやり方的なものは、OJTでお伝えしていきます。また、営業やマーケティングの知識は、OJT+県などが主催しているセミナーに参加して、スキルを磨いていただきたいと考えています。

    かわさき屋、従業員の皆様には、可能な限りセミナーに参加していただき、スキルを磨いていただいています。私川崎、積極的にセミナーに参加して、業界知識や業界内の人間関係の構築など、様々な利益を享受してきました。従業員の皆様に学んでいただくことで、そういったものを身に着けていただくと同時に、営業やマーケティングの知識などについて、私との共通言語を身につけて、社内での意思疎通を円滑にしていきたいと思っています。きっとそれが、各個のスキルアップ、ひいてはかわさき屋の強化に繋がるものと確信しています。

    かわさき屋の相手は、社内でも県内でもなく、日本全国の食品関係の会社になります。その中には、上場しているような大手企業や、農協さんなどの超巨大組織もあります。そういった会社と対等に戦っていけるようなスキルを身につける術を、試行錯誤しながら実行してまいります。『かわさき屋の従業員って、みんなレベル高いよね』といってもらえるような体制づくりはもちろんですが、万が一、弊社を退職し、別の会社に移るようなことになったとき、『かわさき屋の元従業員だったら、いろんな勉強しているよね』と他社の皆様に感じていただけるような教育をしていければいいなと考えています。

    そういったわけで、かわさき屋の今回の求人、未経験も歓迎しています。私川崎も、実は起業するまでは営業未経験です。当然仕入れとかもやったことございません。そういった中で、みんなで試行錯誤しながら最適解を考えていく。そういう体制を構築していきたいと思っています。『営業とか大変そうだしやりたくないわ』とか考えている方。かわさき屋が求めているのは営業スキルではありません。宮崎が好きなかたや、宮崎に住みながら、全国で仕事がしてみたい。そして、ゆくゆくは外国へ進出してみたい。そう考えている方を求めています。今仕事を探している方。今の会社が合わないと感じている方。是非、かわさき屋今回の求人、お問い合わせください!!


    バージョンアップ

    こんにちは

    少しは雨が降ってほしい かわさき屋店主 川崎です。

    食欲の秋 読書の秋 運動の秋…。いろいろな秋がありますが、秋の宮崎、学びの秋でもあります。食品系のセミナーなんかも増えてきて、かわさき屋としても、従業員含め、様々な勉強会に参加させていただいています。業界関係の勉強会や、営業スキルに関する勉強会など、非常にためになると同時に、私もまだまだだと実感します。宮崎県、フードビジネスに力を入れていますので、無料の関連セミナーなどが非常に充実しています。そういったセミナーで業界の新しい情報を入手することで、結構商談にいい具合に話ができるようになっています。また、宮崎でも有料のセミナー、増えてまいりました。有料のセミナー、やはり内容が段違いに感じます。今期、コミュニケーションと食品関係のセミナー受けましたが、本当に良い刺激になりました。

    今回受けたセミナーの中で、講師の方がおっしゃっていたことで、特に気をつけようと思った点がいくつか。その中の一つに、『上がり目の会社は、学び続けている』ということがありました。私川﨑、そして弊社かわさき屋、まだまだの会社であると自覚しています。日々の業務でアップアップ。自分の至らなさを痛感する日々を送っています。そんな中、少しでも足りない部分を埋めるべく、また、助けてくれる従業員を増やすべく、セミナーなどに参加しています。今後も、自分の足りない部分と向き合いながら、驕ることなく従業員と共に学び続ける必要があると感じました。

    また、セミナーなどを受講するだけでなく、一つでも多くのものを取り入れ、業務に還元していくよう心掛けたいと感じています。学びに50万円使ったら、利益を100万円生み出すような変革を起こしていく。そのくらいの気概で、学びと向かい合っていきたいと思います。『あそこの会社はいろんなところで見かけるけど、ひとっつも伸びてないよね』そんな感じにならないよう気をつけながら。日々、川崎もかわさき屋も、どんどんバージョンアップしてまいります!