2018年08月01日
こんにちは。
絶賛求人募集中。かわさき屋店主 川崎です。
求人氷河期といわれて久しい昨今。弊社の求人も、以前と比べてだいぶ応募が厳しい状況です。その中でも現在、何件か応募がありありがたい状況ですが、もう少し応募が欲しいところ。求人の応募がないと嘆いていますが、その原因、つまるところ、募集かけている会社自体に魅力がないことが最大の要因。考えられる要因は多分以下三点のうちのどれか。
1. かわさき屋の魅力伝えきれていない。
2. かわさき屋が提供できる価値と、求職者のニーズが一致していない。
3. そもそも、かわさき屋自体の魅力がない。
どちらにせよ、かわさき屋、ひいてはわたくし川崎の努力不足ということに起因するものです。どんな状況であれ、応募を出したら募集がある会社になるべく、努力していく必要を感じます。きっと宮崎の躍進中の某IT企業や、世界に向けて発信している某食品会社さんなんかは、世間がこんな状況だったとしても、どんどん募集があると思いますし。というわけで、今のかわさき屋の話じゃなく、少し先のかわさき屋の話を見てもらって、ちょっと考えてもらいたいかなと。今のかわさき屋からじゃわからない、かわさき屋の方向性のお話です。
現在のかわさき屋、切干大根中心に、全国のスーパーマーケットや生協などに商品をご提案しています。今月で6期目を終えますが、幸い、数多くの卸売様や小売店様にご愛顧いただいております。これは本当にありがたい限り。しかし、個人的に思うに、きっと顧客各位が弊社に期待していること、もっとあるんじゃないかと感じています。例えば、今回、弊社の事業が、ものづくり補助金に採択され、国の補助を受け事業を展開できる運びとなりました。その際に感じたことは、一つの会社で様々な商品を提案していただけることの有難さです。個別に商品を提案していただければ、きっと各商品、安くで手に入りますが、その会社を探す手間や相見積をとる手間など、結構大変に感じました。一括で商品を提案してくれる会社、本当にありがたいものだと実感した機会でした。
かわさき屋、最大の使命は、宮崎、そして地元綾町の産品を全国にご提案し、それを通じて地元の発展に繋げることであると、設立時から決めています。現在準備中ですが、かわさき屋の商品以外のご提案を、弊社顧客にご紹介したいと思っています。適当な商品を、適当な売り場へご提案する、そんなハブみたいな役割を果たしていければと、数年前から考えていました。ここ数年でかわさき屋の販路は拡大しています。今年こそは、かわさき屋だけでなく、綾町、そして宮崎の食品メーカーの皆様と共に発展していく土台ができてきているんじゃないかと感じています。色々な活動の中できたつながりを活かし、地域の発展に寄与できるんじゃないかなと。また、新商品の開発、販売も力を入れていきたい分野です。しかし、残念なことに、代表の川崎の能力不足により、なかなか展開ができていないのが事実。という訳で、ともに頑張っていただける方を探しているというのが、今回の求人になります。
かわさき屋、まだまだ発展途上の会社です。地域貢献をしたいという方だけでなく、野心のある方の要求にもこたえることができると自負しています。ちょっとかわさき屋、面白そうだなと思ったあなた、今のところしばらくはかわさき屋の扉、フルオープンになっています。川崎と話をしてみてください。もしかすると、人生が少しだけ面白いものになるかもしれませんよ。
2018年07月23日
こんにちは。
名古屋場所は予想記事を書き忘れていました かわさき屋店主 川崎です。
さて、今場所の総括を。
1. 御嶽海優勝
三横綱+新大関栃ノ心が休場という、なんとも締まらない展開を見せた今場所。優勝したのはまさかの御嶽海。この力士が常に言われていたのがスタミナ不足。前半は星を上げるんですが、後半になってくると失速してくる。この力士、稽古場では弱く、本割に強い力士と言われています。そして、そこまで稽古をしない力士ともいわれています。今場所も、中日くらいまでは勝っていたんですが、『まぁ、いつも通り終盤失速するんじゃないの?』と思っていたら…。まぁ、厳しい相撲で勝ちまくる。終わってみたら、13勝と堂々の成績で初優勝。来場所11番勝てば大関の声も上がっている状況です。今場所は横綱+栃ノ心休場ということで、大関昇進の基準が厳しくなるとは思います。個人的には、二桁連続で上げて、しっかり大関とりしてほしいもの。来場所での昇進の可能性、私は3割くらいだと思っていますが、早くも来場所が楽しみです。
2. 地殻変動
御嶽海を中心に、次代の力士の活躍も多くみられました。
大卒期待の力士、豊山が12勝、朝乃山や北勝富士が11番勝ったり、中卒たたき上げ期待の星、貴景勝、阿部咲が二桁。一度上に跳ね返された若手が、再度奮起してきた印象があります。特に、御嶽海は早速来場所大関とりですが、今場所上位総当たりで2度目の二桁を挙げた貴景勝、再度の上位挑戦に挑む阿武咲。この2人に注目です。現在、上位陣は大変不安定。3横綱はいつ引退してもおかしくないですし、カド番を繰り返す豪栄道も、来年大関にいるビジョンは正直見えない。となってくると、空いてくる横綱、大関の椅子を誰が奪うか。現在、頂点に一番近いのは栃ノ心だと思いますが、この人も30歳と、大概おっさん。若手で次の横綱をつかむ力士、誰になるか楽しみですね。それにしても、われらが宮崎の力士、琴恵光、残念な結果になりました。来場所腐らず奮起してもらって、九州場所、また幕内でみられるよう頑張ってもらいたいですね。
3. 関取以外
納谷・豊昇龍、頑張ってますねー。大鵬の孫と朝青龍の甥というサラブレッド。角界のサラブレッドといえば、代表的なのが若貴兄弟や、元大関栃東など、意外と二世三世で活躍している力士多いんですよね。柔道界でも、小川二世や斉藤二世が東京五輪の代表候補に名乗りを上げそうですし。最近、格闘界は2世がアツいですね。今後もこの二人、注目していきたいですね。
というわけで、若手の台頭と、稀勢の里の復活を願いながら、秋場所まで待ちたいと思います。
2018年06月11日
こんにちは
齢40を前にしてまだまだ惑う男 かわさき屋店主 川﨑です。
33歳で、夢を見ることをやめました。30歳前後、現実に生きることの大変さを、それなりに味わってきましたので、そんなもん見てる場合じゃないってな感じで、現実路線で生きることにしました。その代わり、常に目標を持つように意識してきました。
個人的に、夢と目標の違いは、以下のように考えています。
夢 → 手が届かなくてもいいから、なりたい自分、やりたいことを思い描く
目標 → 実際にそこに到達するために、可能な手段や数値などを設定し、実現へ向けて動く
ってな感じですかね。
33歳の時に独立開業した私は、幸い、どんな未来でも描く権利と自由を手に入れました。やりたいことをやりたいようにできる。苦労は当然しますが、苦労の種類を自らが選択できる。まさに自由。そして、自由の中で感じる不自由さも、強く実感しました。やりたいことはあるけど、金がない、人がいない、物がない、時間がない。
やりたいことが明確になってくると、やるべきことがはっきりと見えてくることを感じています。いつやるかを明確に思い浮かべれば思うほど、その道程がはっきりと見えてきます。自分の能力を考えながら、一人、通勤の車の中で考えたりします。それは実現可能なのか。いつまでに何を実現しないといけないのか。そのために、今年何をしないといけないのか。すぐに何をしないといけないのか。
個人が若くして政治で世界を変える。それは、非常にハードルが高い。でも、現代社会では、商売で世界を変えることができます。30~40歳代で日本を変えた政治家は、近年では思いつきませんが、ソフトバンクの孫正義さん、楽天の三木谷んなんかは、その辺の年齢で大きな成果をあげた経営者です。世界を見ると、SNSやIT系なんかは、20~30歳代で台頭し、間違いなく世界を変えています。宮崎でも、若くして影響力を持つ経営者、所々で見受けられます。
店主川﨑、30歳代最後の一年間を過ごしています。30歳代は力を溜める年代として頑張り、40歳代で、何かしら地元綾町・宮崎県に貢献できるような仕事をしていきたい。地方から都市部への人口流出や、農業の衰退なんかに、何かしらインパクトを与えることをやりたい。そして、それを夢として持つのではなく、目標として叶えていきたい。そう感じる今日この頃でございます。
2018年05月16日
こんにちは。
夏が、というか、梅雨がすぐそこまできています かわさき屋店主 川﨑です。
かわさき屋、情報を大切にしています。そのなかの一つが、宮崎県の切干大根生産量です。全国で一定以上の収穫量がある作物だと、農水省が統計を取っているのですが、切干大根、残念ながらその統計から外れる作物です。幸いなことに、宮崎県が、毎年の生産面積と生産量の統計を取っているため、うちとしてはそれを参考に色々な戦略を構築しています。
データは一年遅れで統計が出ているので、今回、新規でとれたものは、平成28年度のものです。過去三年のデータは以下の通り。
平成26年度 生産面積 462ha 生産量 1776t
平成27年度 生産面積 404ha 生産量 1764t
平成28年度 生産面積 397ha 生産量 2249t
昨年度、実は、過去類を見ない大豊作の年でした。過去のデータから、10a あたりの収穫量、500㎏を超えると豊作、400㎏台は不作、300㎏台は凶作かなー、って感じで考えています。そう考えると、昨年は564㎏/10a と、過去5年間で圧倒的に収穫量が高い年というデータがでました。正直、1500~1600tくらいじゃないかなと思っていましたので、非常に意外な結果でした。原因としては色々あると思いますが、詳しく書くときりがないので、興味がある方、個別にお答えいたします!!
私が近年、最も懸念している事項が、10a あたりの収穫量が振るわなかったことよりも、生産面積の減少です。一昨年と比較すると、10%以上生産面積が減少しています。その原因は、生産者の高齢化、そして、農業が稼げない業種になっていること。そして、農業が非常にきつい仕事であることに起因しているのではないかと推察しています。
しかし、ここにきて光明も見えてきていると感じています。生産者の減少により、収穫面積の絶対数が減っているのは、切干大根だけではないと思います。そうなると、当然傾向として収穫量も減少します。そうすると、農作物は相場で動きますので、供給量が少なくなれば自ずと、需給バランスから価格も上昇してきます。切干大根のみで見ると、現在の価格水準は、十分再生産可能なラインに来ています。私の実感だと、このままいけば、農家の戸数、向こう20年で壊滅的な状況まで減少すると思います。しかし、生産者価格が上昇して、農業が、大変な仕事なりの収入を得られるようになれば、後継者が増えたり、農業生産法人が増えたりするんじゃないでしょうか。そうなってくれれば、将来、日本の農業・日本の食、ギリギリのところで踏みとどまれるんじゃないかと期待しています。
消費者からすると、食品の値上げ、たまったもんじゃないことは十分理解できます。しかし、生産者の生活を犠牲にした、安全・安心・安価な食品の供給についても、一つ考え直してもらいたいと感じています。
私の祖父母、宮崎県西都市で、ハウスでなすを作る傍ら、牛の繁殖農家を営んでいました(現在は私の叔父にあたる人が後継者です)。ハウス農家に休みはありません。一日休むと、なすが大きくなりすぎて、出荷できなくなってしまうからです。牛も生き物なんで、毎日餌などの世話が必要です。私は福岡県で結婚式を挙げたのですが、農作業があるからと、祖父母は結婚式に参列できませんでした。最近、祖父も祖母も鬼籍に入ってしまいました。その葬儀の時も、叔父は、当然のように牛の世話をやった後、喪主として参列していました。
そういった、日常生活、非日常生活を犠牲にしながら、生産者は日々、農業に取り組んでいます。その生産現場の状況を、どうか皆様ご理解いただきたいと思います。
私どもかわさき屋も、微力ではございますが、生産者と小売りの現場の橋渡しをしながら、生産者の努力や情熱をお伝えしていきたいと思っています。そして、消費者の皆様の満足と同時に、生産者の満足も合わせて得られるよう、今後も取り組んでまいりたいと思います。
2018年04月03日
こんにちは
いつのまにやら平成30年度開始ですね かわさき屋店主 川﨑です。
『変化するものだけが生き残る』。有名なダーウィンの言葉です。進化には変化が必要。人間だって、サルから変化して進化したんですから。企業でも同じじゃないでしょうか。『100年間変わらない味』とかいう老舗料理屋だって、多分、調味料の銘柄変えたりとか、具材のランクを変えてみたりとか、きっとそういう細かい工夫を凝らして変化していると思います。
といったことを実践するために、かわさき屋、毎年何かしら新しい取り組みを実施することにしています。3年前はCOOKPAD。おととしはFB・インスタ開設。去年はちょっと企業秘密。今年は、かわさき屋働き方改革の一環として、休日数を増やすことにチャレンジいたします。昨年は、従業員年間休日数、108日でございました。基本、かわさき屋、4~10月が完全週休二日、11~3月は土曜出勤、GWと盆は1週間の休みを取り、祭日はすべて休みという変則的なスケジュールをとっています。今年は、11月と3月の第一週以外の土曜日を休みとして、8日間の休日を確保いたしました。
また、来期に向かい、副業推奨していきたいと考えています。かわさき屋、良くも悪くも残業ほとんどありません。多い人でも、年間30時間いかないくらいです。というわけで、余った時間で副業で事業起こすような人、いたら面白いかなと。こと食品に限れば、施設や事務所、販路など、色々な支援ができると思います。小ながらも起業した人間として、いくつかアドバイスもできると思いますし。また、食品関係に限らず、かわさき屋の事業に関連することであれば、できる限りの手伝いをするつもりです。最終的に、副業を本業にして、かわさき屋を卒業する人が出てくれれば嬉しいんですけどね。
そんなこんなで、毎年少しづつ変化を起こしながら、従業員皆が頑張れる職場を目指していきたいと思います!!