2015年03月17日
こんにちは
もしも未来を覗けたら、ロト6の当選番号を盗み見たいと思います かわさき屋店主 川崎です。
昨日、宮崎県商工会議所連合会様企画の商談会に参加いたしました。私が参加する商談会・展示会は、主に小売店様向けのものが多いです。そのため、今回の商談会はいつもと勝手が違うなーと感じるものでした。ただ、いつもはなかなか話を伺うことができないプロの方と話ができたのは、非常に良い機会だったと感じました。
その中で、宮崎県側の業者さんと話をした中で…、というか、私が普段仕事をする中で感じていることなんですが。
向こう2~3年というのは、特に問題なく仕事ができると思うんですよ。今と特に状況変わらず。ただ、10年やその後のことを想像すると、ちと話は違ってきます。弊社かわさき屋、ご存じの通り、切り干し大根を中心に農産物を取り扱っています。生産者を見渡すと、リアルに高齢化が著しいんですよ。多いのは60代半ばくらい。となると、5年くらいたったら徐々に徐々に農業をやめていく方が増え、10年後には半分くらいになるんじゃないかなーと。後継者がいる方というのは、生産者のうち、実際1/3くらいのもんという実感があります。となると、本当に近い将来、国産の食材が貴重になる未来が来るかもしれません。
買い付ける側から期待するのは、やはり農業生産法人の台頭です。安定的に、長いスパンで生産が見込める法人格の農業者はやはり非常に魅力的です。もしくは、自社生産を手掛けるか。生産者が減っていく中で、確実に原料確保ができるようになる大きな手ではあります。もしかすると、自然の流れに任せていれば、農産物の高騰が起き、農業が儲かる土台ができ、起農者が増えてくる可能性もありますが。
何れにせよ、食の問題は弊社の存続と大きく関わってくるわけで。いろいろな道を探りながら、食について真剣に考えたいなーと思う今日この頃です。