2014年03月24日
こんにちは
いいかげん和製横綱、和製力士の優勝が待ち遠しいです かわさき屋店主 川崎です。
大相撲春場所も終わりました。なんといっても鶴竜横綱昇進(予定)に尽きる場所だったと思います。隠岐の海や遠藤との一番をはじめ、序盤には脆い場面もありましたが、中盤からは圧倒的な安定感でした。苦手としている両横綱。稀勢の里との一番も制し、終わってみれば二場所連続の14勝。文句なしの横綱昇進だと思います。『何でもできる器用さゆえに強みがない』と言われ続けてきましたが、先場所と今場所を見れば、そのオールマイティーさが強みとなった点が大きかったでしょうね。それが強く出たのが白鵬戦の立ち合いもろ手突きだったのだと思います。
この昇進に関して思うことが2点。
まず第一に、横綱鶴竜は長く相撲を取り得るかという点。大関鶴竜、横綱昇進を決めた2場所を除いて、2ケタ勝った場所数は3/10でした。正直大関としても及第点が出るかどうかといったところ。2ケタ勝利がいっぱいいっぱいでは、1年間の在籍すら許されないと思われます。常に優勝争いが求められる地位だからこそ、そこに疑問が生じます。
そして何より日本人力士の不甲斐なさ。今場所の稀勢の里、9勝に終わりましたが、怪我明けだからまぁ仕方ないとします。右足はすり足できてませんでしたから。序盤遠藤戦の逆転負けは、もろに怪我の影響が出た一番だと思いました。豪栄道に関しては、12番の勝利は立派です。大関とりも結構見えてきたんではないでしょうか。直遠藤は予想通り。3年後くらいに大関なっていれば御の字でしょう。しかし、やはり見たいのは和製力士の優勝、和製横綱です。今現在これが期待できるのは、稀勢の里を筆頭にこの3力士だけでしょう。新鋭力士の台頭も期待したいですが、年内中に優勝を見たいものです。