プライベート
  • 大阪市住民投票について考える

    こんにちは。

    選挙はエンターテイメントですね。 かわさき屋店主 川崎です。

    さて、先日行われました大阪都構想の賛否を問う住民投票、反対票がわずかに賛成票を上回り、どうやら現状維持で収束しそうです。良くも悪くも橋本知事、大きな影響力を持った政治家だっただけに、今後の大阪、どう変わるか注目だと思います。

    また、今回の結果、いろんなベクトルから意見が出ていますが、特に『シルバーデモクラシー』といった言葉に注目が集まっています。年代ごと、性別ごとに賛否をまとめた結果、反対票が多かったのは50代女性と70代以上の男女。その他全性別・前年代で賛成が多かったにもかかわらず、結果は反対。これからの日本の民主主義は、老人世代の票がすべてを左右するようになりそうである、若年層・子育て政策よりも、高齢者対策に予算を組んだほうが票になる。という論調です。

    これらについて私が思う点は2点。

    まず一点、若年層の投票意識の低さ。なんだかんだで、全年代、投票率が同じなうえで賛否比率が一緒だったら、間違いなく賛成の結果が生まれていたと思います。じゃあなぜ若年層の投票意識が低いのか。投票しても変わらないからとか、政治がよく解らないからなどという話を聞きますが、要するに自分の生活と政治がリンクしている実感がないからそういうことがいえるんじゃないかなと。まぁ、今も昔も若年層はそうなのかもしれませんが。

    そしてもう一点。シルバーデモクラシーに失望した若手が、国外流出する可能性が高まるという点。現に、30~40台の若手経営者やジャーナリストのブログなどでちらほらこういった意見も見られます。バイタリティがある、30~40代の実業家・起業家などの、本来日本に活力をもたらしてくれる層が、最も外に出ていきやすいような気がします。

    大阪都構想が否決された結果を受け、維新の党以外の各政党は、府改革の効果的な施策を出すことができなければ日本没落のきっかけを生み出してしまうことを頭に入れて今後取り組んでいただきたいと思います。


    平成27年大相撲夏場所展望

    こんにちは

    5月の第二週日曜日といえば…、大相撲の初日ですね かわさき屋店主川崎です。

    いつものごとく夏場所の見どころをいくつか挙げてみたいと思います。

    1.照ノ富士

    今場所一番の注目は、照ノ富士の大関昇進でしょう。基準はかなり厳しく、13勝以上がノルマとなっているようです。先々場所は9勝、先場所13勝だったことを考えると、11勝でもいいような気がするのですが…。私個人としては、正直今場所の13勝は厳しいと思います。それまでの実績を考えると、先場所は出来過ぎだった感は否めません。11勝すれば満点。来場所への大関とり持越しで今年中に昇進が現実的なラインじゃないでしょうか。ただ、今場所で大関昇進昇進決めることができるようであれば、一気に横綱、そして白鵬に代わり角界の頂点に立つことになるでしょうね。

    2.優勝争い

    照ノ富士次第だと思います。現状、優勝の可能性がある力士、白鵬以外に見当たりません。先場所で確信したのですが、日馬富士・稀勢の里にもう優勝は無理です。それ以外の大関は問題外。照ノ富士の先場所の活躍がフロックでなければ白鵬との一騎打ち。そうでなければ白鵬の独走。もしかすると逸ノ城が開眼、優勝争いに…、というシナリオも考えられますが、現実的ではないでしょう。

    3.その他

    今場所は何を語ればよいのか…。あえて言うなら、上位総当たりの位置まで昇進した大砂嵐、どこまで上位に対抗できるか。過去最高位の前頭三枚目の時は、鶴竜・日馬富士を破り、2つの金星獲得という快挙を成し遂げました(負け越しましたが)。前回と比べると周りに研究されていますが、相撲も覚えてきています。とりあえず勝ち越し目標に頑張ってほしいです。それ以外の力士だと…。やはり将来を期待して、十両の輝、阿武咲あたりに注目したいと思います。

    以上、なんだかんだで再び白鵬の独壇場になりそうな角界ですが、母の日で親孝行することを忘れずに、今場所を楽しみたいと思います。


    花冷えします

    こんにちは

    天気予報を見て薄着で出勤したら、予想外の気温の上がらなさに後悔しきりのかわさき屋店主 川崎です。

    さて、昨日投開票を終えました統一地方選。非常に盛り上がりに欠ける選挙でしたね。唯一盛り上がった感のあるのが大阪府並びに大阪市の選挙。橋本議員要する大阪維新の会がの主張する『大阪都構想』の可否が争点になったことくらいでしょうか。

    20歳を過ぎて、選挙皆勤賞が自慢。当然今回の選挙も投票した川﨑なのですが…。

    正直、首長選挙はそれなりに興味を持つことができます。首長によって大きく違ってくることは、東国原知事の時に驚くほど実感しました。他県でも、美濃部知事から石原知事に代わり、東京都の財政が健全化した話や、沖縄県知事選挙で翁長知事が当選したことにより、普天間基地問題がまた深刻化していますし。ただ、地方議員選挙の結果が、私たちの生活にどのような影響を及ぼすのか、正直掴みにくいのです。私個人の選挙興味ランキングをつけるとするなら、 総選挙>参議院議員選挙>>>知事選挙>市長選挙>>>>>>>地方議員選挙 ってな感じです。

    有権者が学び、投票することで、政治がよくなっていくことは論を待ちませんが、もう少し立法府側でも興味を持たせるよう、工夫してほしいなと思う次第でございます。


    大相撲春場所雑感

    こんにちは

    大きいことはいいことですね かわさき屋店主 川崎です。

    昨日終わった大相撲春場所、私が感じたこといくつか論評したいと思います。

    1.白鵬

    強い。強すぎる。1敗したものの、他を寄せ付けない圧倒的強さは健在。ただ、強さの種類は5年前とは確実に変わっています。以前は常人離れした動きのキレから繰り出される技の数々で、相撲を取る前にすでに勝負が決しているような状態でした。現在は、他と比較すると体のキレはやはり素晴らしいですが、それに強かさが加わったというような印象を受けます。正直、場所前の問題発言からくる精神面で今場所崩れるかと思ったんですが、やはり史上最強の力士。精神面も最強であることを、今場所改めて確認しました。振り返れば、昭和の大横綱千代の富士、30過ぎから20回近い優勝を記録して、36歳で引退しています。白鵬の優勝も、40回どころか50回も視界に入ってきているかもしれませんね。

    2.照ノ富士

    今場所一番活躍した力士ですね。今まで一度も二桁勝ったことがなく、今場所二桁勝てれば上出来だと踏んでいました。ところが、蓋を開けてみれば13勝。白鵬も倒し、優勝争いを千秋楽結びの一番まで持ち越してくれたことは、素直に賞賛の対象です。圧倒的な体躯から繰り出される相撲は、欧州勢のような粗さもなく、非常に着実に勝ちを積み重ねていった印象があります。来場所2桁勝つようだと、再来場所の大関はかなり固くなってくるでしょうし、もし来場所大関昇進ともなると、今年中に横綱も見えてくるかもしれませんね。とにかく、来場所の照ノ富士には大きく期待したいです。

    3.その他注目力士

    逸ノ城は9勝に終わりましたが、三役復帰はほぼ間違いないでしょう。個人的には二桁勝って、大関とりの足掛かりを作ってほしいと思っています。私個人的に注目していた十両力士、輝・阿武咲・阿炎はすべて負け越しでした。まだまだ若いので、これからの成長に期待したいと思います。しかし、白鵬以外の横綱大関陣の不甲斐なさはちょっと酷かったですね。2年後には、現在の横綱大関のうち残っているのって白鵬だけじゃないでしょうか。

    そうなったときに、横綱大関の椅子に座っているのは誰かと考えたときに、照ノ富士・逸ノ城・大砂嵐あたりが候補に挙がると思います。御分かりの通り、日本人力士は私が考える候補者にいません。敢えて幕内で揚げるとしたら千代鳳くらいでしょうか。遠藤大怪我しましたし。親方衆には、ぜひとも日本人横綱候補を育ててほしいと感じながら、5月場所を待ちたいと思います。


    3年後と10年後

    こんにちは

    もしも未来を覗けたら、ロト6の当選番号を盗み見たいと思います かわさき屋店主 川崎です。

    昨日、宮崎県商工会議所連合会様企画の商談会に参加いたしました。私が参加する商談会・展示会は、主に小売店様向けのものが多いです。そのため、今回の商談会はいつもと勝手が違うなーと感じるものでした。ただ、いつもはなかなか話を伺うことができないプロの方と話ができたのは、非常に良い機会だったと感じました。

    その中で、宮崎県側の業者さんと話をした中で…、というか、私が普段仕事をする中で感じていることなんですが。

    向こう2~3年というのは、特に問題なく仕事ができると思うんですよ。今と特に状況変わらず。ただ、10年やその後のことを想像すると、ちと話は違ってきます。弊社かわさき屋、ご存じの通り、切り干し大根を中心に農産物を取り扱っています。生産者を見渡すと、リアルに高齢化が著しいんですよ。多いのは60代半ばくらい。となると、5年くらいたったら徐々に徐々に農業をやめていく方が増え、10年後には半分くらいになるんじゃないかなーと。後継者がいる方というのは、生産者のうち、実際1/3くらいのもんという実感があります。となると、本当に近い将来、国産の食材が貴重になる未来が来るかもしれません。

    買い付ける側から期待するのは、やはり農業生産法人の台頭です。安定的に、長いスパンで生産が見込める法人格の農業者はやはり非常に魅力的です。もしくは、自社生産を手掛けるか。生産者が減っていく中で、確実に原料確保ができるようになる大きな手ではあります。もしかすると、自然の流れに任せていれば、農産物の高騰が起き、農業が儲かる土台ができ、起農者が増えてくる可能性もありますが。

    何れにせよ、食の問題は弊社の存続と大きく関わってくるわけで。いろいろな道を探りながら、食について真剣に考えたいなーと思う今日この頃です。