• 大相撲九州場所総括

    こんにちは

    九州場所が終わると気が焦ります かわさき屋店主 川﨑です。

    11月もあと1週。来月になると、切干大根のシーズン開始。今期は品質の良い切干大根が入ってくればいいなと思いつつ、今場所の総括を。

    1. 白鵬優勝

    正直、白鵬の優勝、みっともないと感じるようになっています。いや、白鵬は素晴らしいんですよ。休場が増えたとはいえ、出場した場所は必ず優勝争い。今年も、3場所皆勤して2場所優勝。問題は、白鵬に優勝させる若手力士。白鵬、もう34歳ですよ。出場するだけで褒められるレベルの年齢。期待の若手と呼ばれていた御嶽海や朝乃山もいい感じ中堅の年齢。貴景勝は怪我があり、不調は理解できますが、先述の二人+正代、豊山、阿武咲あたりが、いい加減白鵬・鶴竜・豪栄道あたりを引きずりおろさないといけないんじゃないでしょうかね。

    2. 朝乃山躍進 そしてその他若手

    新小結で11勝、非常に立派な成績です。…、という結果を知ったのち、朝乃山の以前の場所の成績見てみると、三場所続けて二桁勝ってるんですね。優勝した場所に12勝。先場所は上位総当たりの場所で10勝。審判部は、来場所大関昇進がかかる場所になるかとの問いに、渋い返事をしたようですが、私は、来場所昇進がかかる場所になってくるんじゃないかと思います。正直、優勝した場所はフロックだろうなと思っていました。しかし、右四つの型が、上位陣に通用するまでに、ここ半年で成長したとみてよいでしょうね。次の大関の最有力、朝乃山で間違いないでしょう。もう一人目を見張ったのが、小結三場所目の阿炎。今年は前頭10枚目から始まり、前場所勝ち越しの快挙。どうやら、全力士の中で阿炎だけみたいですね。来場所は、関脇一人は大関から陥落の高安で確定。もう一人は朝乃山が濃厚だと思いますので、阿炎はまた小結かも?今場所小結4人設定したように、来場所は関脇の枠、増やしてもいいんじゃないでしょうかね。正代はあの位置だったらこのくらいの成績は最低限。御嶽海は稽古不足。北勝富士は波ありすぎ。阿武咲はちょっと伸び悩んでますね。

    3. 期待の若手 十両以下

    サラブレッド 琴の若、惜しくも十両優勝逃しましたね。7枚目で10勝だと、来場所昇進は厳しいかな。ただ、四つ相撲とれるようになってきているのが非常に期待値高し。琴手計改め琴勝峰は新十両9勝で勝ち越し。明暗分かれた豊昇龍は7勝で、来場所ギリギリ十両踏みとどまるかな。納谷は7枚目で4勝。来場所は3枚目以内に収まりそう。来場所こそは勝ち越して新十両目指してほしいです。塚原は惜しくも4枚目で負け越し。来場所の捲土重来期待したいです。

    4. 元大関照ノ富士

    そしてなんと、幕下10枚目で照ノ富士優勝。来場所の関取復帰が濃厚となりました。膝のケガ+糖尿病に苦しみ、序二段まで陥落したのちのこの成績。まだ27歳と活躍できる年です。来年は、是非幕内で、再び照ノ富士が暴れるところを見てみたいです。

    令和元年の大相撲も終了です。来年は、劇的な世代交代が起こることを期待しながら、相撲を楽しみたいと思います。