• 大相撲初場所 中日までの感想

    こんにちは。

    切り干し大根の集荷でてんやわんや かわさき屋店主 川﨑です。

    さて、いつもなら場所前に予想のブログを書くんですが、今場所は出張や現場仕事などで手を割けませんでした。一週間遅れましたが、中日までの感想と、今後の展望を。

    1. 横綱大関

    稀勢の里、引退待ったなしじゃないでしょうか。やはり、大胸筋断裂はまずいです。今、柔道全日本監督の井上康生さんが、現役のころにやらかしたのがこれでした。それ以降精彩を欠き、現役引退されました。来場所の成績次第では、引退も有りうるでしょうね。白鵬に関しては、張り差しカチ上げ無の白鵬、あそこまで勝てないものかと。勝った二番も、押し込まれた後の逆転でしたからね。鶴竜に関しては、今場所は本当に頑張っていると思います。ただ、これがどれだけ継続できるか…。今年末に、どれだけ横綱が残っているのか、ちょっと心配ですね。大関は、豪栄道はいつも通り。高安に関しては、怪我の後精彩を欠いていますね。27歳と一番脂がのっている時期。もう少し頑張っていただきたいものです。

    2. 次期大関候補陣

    今場所は御嶽海が結果残してますね。中日終わって7勝。残り7日、4-3で乗り切ったとしても11勝。きちっと二桁勝って、大関とりの足掛かりにしてほしいところ。残りの三人ですが、阿武咲は体動いていますね。上位戦は、後鶴竜を残しています。先場所は、平幕相手に1番しか星を落としていないこの力士。4敗していますが、これから巻き返して二桁もありうるんじゃないでしょうか。貴景勝、北勝富士に関しては、本当に先の二人と紙一重ですね。悪くないけど勝てない。これが上位の厳しさか。

    3. その他

    昨今、概ね力士の力が均衡しており、連続で結果残せる力士が見当たらなくなっていますね。そういった中で、新十両の阿炎、面白い存在です。師匠の寺尾ばりの突き押しで、新入幕ながら5勝あげています。また、十両に注目すると、一度十両の壁に跳ね返された貴源治。今場所も5勝と頑張っています。先場所は8勝とギリギリの勝ち越しで、今場所も二桁は厳しいかなーと感じています。ただ、まだまだ伸びしろがあるこの力士。阿武咲みたいに、何かのきっかけで一気に上に駆け上がりそう。今後も注目していきたいですね。

    こんな感じで展開されている大相撲初場所。あと7日、楽しんでまいりたいものです。