• 大相撲初場所展望

    こんにちは

    今年の冬はあまり寒くないです かわさき屋店主 川﨑です。

    さて、明日初日を迎える大相撲初場所。見どころをいくつかピックアップしてみたいと思います。

    1. 横綱稀勢の里の進退

    一番の見どころはこれです。秋場所で二桁勝ち、進退問題幕を下ろしたかと思った矢先、先場所一勝もできずに休場。やはり大胸筋断裂、深刻でしたね。報道では、なかなか良い状態で稽古ができているとのことです。二所ノ関一門の連合稽古で、先場所優勝の関脇貴景勝を圧倒したとのこと。稽古総見では精彩を欠いていたようですが、徐々に状態は良くなっているようですね。本場所初日は御嶽海。二日目は逸ノ城。難敵が続きます。個人的には、2日を白星で乗り切らないと、二桁勝利は厳しいとみています。そして、残留条件は最低二桁。特に、序盤の御嶽海は、相撲が非常に良いです。そして逸ノ城に対しては稀勢の里、非常に合口が悪い。そうなってくると、個人的には、稀勢の里の引退回避、2割以下の確率だと思っています。稀勢の里の大ファンなだけに、私の予想を裏切ってほしいのですが、果たして…。

    2. 貴景勝大関とり

    先場所13勝で優勝した貴景勝。先々場所が9勝ということで、11勝昇進ラインと言われているみたいですね。私の予想としては、大関昇進の可能性、5割超えると思っています。理由は2つ。まず、精神力と強さ。突然の親方の廃業。そして部屋の移籍。普通、こんなことあったら、まともな精神状態ではないと思います。そういった逆境を跳ね除け、まさかの初優勝。ここまでの精神力があれば、大関とりのプレッシャー、跳ね除けることができそうです。そしてもう一つ、彼の実績。実は貴景勝、上位総当たりの番付、6度経験していますが、先場所含め過去3度二けた勝利を挙げています。ちなみに、御嶽海は上位総当たり14場所中2場所のみ。上位をそこまで苦手にしないタイプの力士ですので、今場所活躍すれば、一気に角界の中心に躍り出るんじゃないかと期待しています。

    3. 優勝争い等

    優勝争い、高安中心に回ると思っていたのですが、まさかの高安インフルエンザ。となると、個人的に対抗馬とみていた白鵬の独壇場になる可能性も。鶴竜・栃ノ心は足に不安。豪栄道は豪栄道。関脇以下で優勝の芽があるのは、経験者の貴景勝、御嶽海でしょうか。ダークホースで阿武咲とか。優勝ラインは13勝とみていますが、ちょっと予想が難しいですね。個人的に活躍を期待しているのは、やはり貴景勝。そしてライバル阿武咲。阿武咲、ひざの状態が良ければ、番付も前頭中位ですし、結構星上げれそうな感じするんですよね。あと、上位の壁に跳ね返された阿炎。何となく、大卒力士は大成しないというジンクスに、御嶽海や北勝富士、豊山や朝乃山あたりがひっぱられそう。ということで、期待の若手の中でも、この三人に是非次代の横綱大関になってもらいたいと思います。

    以上が川崎による今場所の見どころです。皆様、こちらを参考に、是非初場所、楽しんでください!!