• コロナ後の世界について、小さく考えてみる

    こんにちは。
    相変わらず自粛生活がつづいていますね かわさき屋店主 川﨑です。

    コロナウィルス問題、日本で深刻化してきたのが3月半ばくらいからであると考えると、もう2か月が過ぎようとしています。かわさき屋があります宮崎県、比較的感染者数が少ない地域ではあります。4月11日を最後に新規感染者は出ておらず、17名で感染が止まっています。実は、1月以上新規感染者が出ていないんです。じゃあ、結構のんびり構えているかといえば、そんなことはないです。飲食や観光、イベント関連は自粛ムードが続いています。特に数字に出ているところでは、飲食店は客数が激減。宮崎一の繁華街、通称【ニチタチ】も、1割超の店が閉店を選んだということです。また、観光需要やイベント需要も壊滅ということで、多分、他県と違わず、相当な影響が出ていると感じています。

    一般の生活も大きく変化していますが、経営環境も激変しています。一部業界は非常に活況ですが、ほとんどの業界が苦境に喘いでいる様を耳にします。
    先日も、私が所属しています経営者団体、中小企業家同友会にて、今回のコロナ禍を受けての経営体質転換についての勉強会的な会議がありました。
    業界や業態に応じて影響の有無がありましたが、私が感じた共通事項が、徹底的な効率化による経費の見直しと、業務のIT化、そして、コロナ後を見据えた攻め手の検討の必要性です。

    コロナ禍で、弊社の支出に一番影響が出ている項目が、旅費交通費です。都市部を中心に営業を展開していることもあり、月に1・2回は営業に出ていました。それが、3月から訪問による営業活動をストップし、既存のお客様に対する電話での対応のみで営業しています。弊社の営業のうち、新規顧客開拓は、基本的には 展示会にて名刺交換 → メールにてアプローチ → 脈あれば訪問 という形をとっています。また、既存のお客様からの新規案件についても、訪問して打ち合わせすることが多いです。ところが現在、展示会が開催されないため、新規案件獲得ができない状況になっています。というか、やり方がわからないといったほうがいいでしょうね。

    昨今、特に感じているのが、SNSなどのITツール活用が非常に進んでいるということです。特に、ZOOM会議やオンライン飲み会などの活用が非常に盛んになっています。また、新卒採用に関しても、オンライン合同会社説明会が各所で開催されています。正直、これらのツール、弊社では活用しきれていないのが現状です。これらのツールを使用し、結果を出していく。その為にはどういった活用をしていくのか。また、広報活動にしても、You Tube みたいなツールもあります。これらのツールを活用し、内向きにコミュニケーションではなく、新規獲得や新商品のPRなどに繋げていくにはどうすればよいのかを、これを機に検討していかなければと考えています。幸い、弊社にはデジタルネイティブ世代が多く、特にSNSを活用する世代が数名在籍しています。彼らの知見と、私の経験を合わせて、成果の出るIT戦略を構築していきたいと考えています。

    強い生物ではなく、変化に対応できる生物が生き残る。

    コロナ禍で、社会は間違いなく激変していくでしょう。その波にのり、より会社を、そいて地域を力強く発展させていきたいと思います!!