• 雇用に関する取り組み

    こんにちは

    パートタイム従業員の求人応募、お待ちしています かわさき屋店主 川﨑です。

    さて、標記の件。かわさき屋、2年くらい前と比較すると、なんとなーくですが、正社員の求人に対する応募、増えてきたような気がします。ただ、残念なことに、パートタイム従業員の応募はイマイチ。ということで、今回のブログを機に、かわさき屋の雇用環境、自省する意味も込めてまとめてご紹介してみようかなと。かわさき屋の現在、これから。そして、どこを目指しているのかをちとご紹介。

    1. かわさき屋、雇用に対する考え方

    私川崎が起業したときに、雇用条件に関しては少しこだわりがありました、一つは、サラリーマン時代の上司が言っていた、『給与に比例していい人材が寄ってくる』という言葉。もう一つは、私の体験。新卒で働いていた職場、仕事は大変でしたが、雇用条件はそれなりに良かったです。やめる最終年、年収は500万円程度。年間休日数も127日くらいだったかな。賞与は夏冬合わせて4か月弱。宮崎に帰ってきて最初についた職。年収200万円、年間休日数104日程度だったかな。さらに言えば、向こう10年は昇給の見込み無し。ちなみに、2008年だったんですが、宮崎ではこういう雇用条件、フツーに転がってました。正直、人生設計なんて全く描けませんし、私の給与で子供を私と同じような学校生活送らせられるかといえば、全く無理。こういったことから、夫かわさき屋、妻かわさき屋パートと仮定して、子供二人を県外の国立大学に入れてやり、何とか老後もつつましく暮らしていけるだけの給与水準の達成が、私の起業目標の一つとなっています。

    2. かわさき屋、現在の取組

    かわさき屋の雇用で一番力入れたのが、給与水準です。大卒初任給に関しましては、全国平均を目指して金額を決定しています。大卒で200,860円、高卒で166,000円となっています。平成30年の厚労省のデータで、前者が206,700円、後者が165,100円と、もう少しでいい感じになるかなって思っています。休日数の確保も、少々課題は残りますが、それなりに頑張ってます。年間休日数は116日。GW休暇、夏季休暇時に各2日の一斉有給付与も行っています。厚労省調査で、平均休日数は113.4日となっていますので、何とか平均はクリアしていますが、転職サイトDODA調査では121.4日。ここら辺、もう少し頑張れる余地があるかな。また、前回のブログにも書きましたが、ホワイトマーク認証取得も取り組んでいます。その一環として、正社員、パートタイム従業員共に、有給消化率8割を目指して取組を始めています。

    3. かわさき屋、これからの取組

    福利厚生の充実を目指していくことが一つ。特に、育児手当・退職金に関しては、余裕ができたらまず取り組みたいですね。大企業とうちら、やはり大きな違いが出てくる点が、賞与の金額と退職金。完全に追いつくことは無理だとは思います。しかし、形を作ることで、個人的にはいっぱしの会社を作ることができたという実感を得ることができるんじゃないかと思います。あと、育児手当については、育児しやすい会社を謳っているので、それを体現するためのものですね。後は管理職・取締役の設置。これに関しては、今の人数だと管理職を設置するまでもないというのが弊社の状況。しかし、規模が大きくなり、その必要が出てくれば、当然設置する必要性も出てきます。管理職は、当然給与もあがります。そうなってくると、従業員としても、将来設計を描きやすくなり、働き続けることに希望を持ってくれるんじゃないかなと。かわさき屋、規模の拡大を目指すことを内外に公言しています。その最大の目的というのが、実は雇用環境の整備だったりします。

    宮崎は給与水準が低いというのは公知の事実。さらには、福利厚生も整っていないですし、休日数も少ないのが現状です。その現状に甘んじることなく、逆にそれをチャンスに変えながら、強い企業体質を作っていきたいと考えています。